クルーズ商品、早期販売が不可欠−リスクあるも、販売増のメリットも

  • 2008年3月12日

日本外航客船協会(JOPA)と日本旅行業協会(JATA)は3月11日、クルーズ商品の早期販売をテーマに「クルーズ販売セミナー08」を開催し、50万人の市場規模を達成するため、消費者に早期予約のメリットを理解してもらう啓蒙活動が重要と訴えた。商品の早期造成は旅行会社にとって、航空運賃の決定前に商品を造成しなければならず、またキャンセル率も上昇するというデメリットがあり、これまでJATAクルーズ旅行推進部会で協議を進めていたが、抜本的な対策は見いだせていない。ただし、最近はクルーズ船社が日本の旅行市場の...