シカゴ・オヘアで指紋採取が10本に−今後はSFO、IAH、JFKでも実施へ
アメリカ国土安全保障省(DHS)は1月29日から、シカゴ・オヘア国際空港において、指紋採取をこれまでの指2本から指10本へと変更した。これにより、入国者の身元確認の制度を高め、効率的に検証することで、セキュリティーの強化をはかる。DHSは現在、指紋採取により、不法移民の記録とアメリカ連邦捜査局(FBI)の犯罪者、あるいはテロリストとして疑わしい記録と照合しているという。今回の10本の指紋採取と照合により、精度を高め、安全性を確保するねらい。既にワシントン・ダレス国際空港は昨年11月末から新制度を採用...