シカゴ・オヘアで指紋採取が10本に−今後はSFO、IAH、JFKでも実施へ
アメリカ国土安全保障省(DHS)は1月29日から、シカゴ・オヘア国際空港において、指紋採取をこれまでの指2本から指10本へと変更した。これにより、入国者の身元確認の制度を高め、効率的に検証することで、セキュリティーの強化をはかる。DHSは現在、指紋採取により、不法移民の記録とアメリカ連邦捜査局(FBI)の犯罪者、あるいはテロリストとして疑わしい記録と照合しているという。今回の10本の指紋採取と照合により、精度を高め、安全性を確保するねらい。
既にワシントン・ダレス国際空港は昨年11月末から新制度を採用しており、これまでハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港、ボストン・ローガン国際空港で同様の手続きを開始。また、サンフランシスコ国際空港、ジョージ・ブッシュ・ヒューストン国際空港、マイアミ国際空港、デトロイト・メトロポリタン・ウェイン郡空港、オーランド国際空港、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に近く、同様の手続きへと変更する予定だ。
シカゴ・オヘア空港は現在、毎日約5000人超の海外からの訪問者がUS-VISTバイオメトリクスの手続きを行うという。
既にワシントン・ダレス国際空港は昨年11月末から新制度を採用しており、これまでハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港、ボストン・ローガン国際空港で同様の手続きを開始。また、サンフランシスコ国際空港、ジョージ・ブッシュ・ヒューストン国際空港、マイアミ国際空港、デトロイト・メトロポリタン・ウェイン郡空港、オーランド国際空港、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に近く、同様の手続きへと変更する予定だ。
シカゴ・オヘア空港は現在、毎日約5000人超の海外からの訪問者がUS-VISTバイオメトリクスの手続きを行うという。