法務省、クルーズ船に特例措置、仮上陸許可書を交付

  • 2007年11月26日

法務省は外国人の上陸審査時の個人識別情報提出において、クルーズ船に対する特例措置を行なう。改正出入国管理法の施行に伴い、11月20日から外国人の上陸審査時に指紋、および顔画像の個人識別情報の提出が必要となったが、クルーズ船は短時間の寄港が一般的で、大量の乗客を短時間のうちに審査する必要があることから今回の対応を決定した。一定条件を満たした運送業者のクルーズ船に乗客の仮上陸許可書を発行し、下船時と帰船時に個々に実施していた旅券とEDカードのチェックを省くことで、審査にかかる時間の短縮を図る。ただし、乗...