国観連−旅館営業状況調査、総消費単価は大・中・小旅館ともに減少
国際観光旅館連盟は平成17年度の278旅館の財務諸表等を基にした平成18年度「国際観光旅館営業状況等統計調査」をまとめた。これによると、平成17年度の宿泊客の総消費単価は大、中、小旅館ともに前年度を下回った。規模別では小旅館が高く2万2609円となり、大・中旅館との大きな差を生んだ。中でも大旅館の低下傾向が続いているという。定員稼働率では中小の旅館が上昇する一方、大旅館が下降。黒字旅館は宿泊客の総消費単価が高いほか、稼働率も高く、赤字旅館は消費単価、稼働率共に低い結果となった。さらに、1室当りの売上...