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入国時の陰性証明書の提示が不要となったグアム、「GoGo! GUAM ファムツアー」開催

  • 2022年6月30日

 グアム政府観光局(GVB)は、2022年6月13日~16日の4日間にわたり「GoGo! GUAM ファムツアー」を実施した。グアムは5月26日に、外務省が定める新型コロナウイルスに伴う感染症危険情報について、レベル2から1へ引き下げられ、6月1日より日本到着時の検査と自宅待機が撤廃となっただけでなく、米国疾病予防管理センター(CDC)の発表により、6月12日からはグアム入国の際の陰性証明書の提示が不要となった。

 グアム観光復活への気運高まる中開催された今回のファムツアーは、現地の受け入れ体制などの現状の体感や、現地サプライヤーとの交流を目的に開催されたもので、旅行会社やメディアなど総勢50名が参加した。



現地サプライヤー35社が参加したトレードショー

 現地で開催されたトレードショーでは、ホテルやアクティビティ事業者など現地サプライヤー35社が出展、参加した旅行会社も「自社サイトでもグアムやハワイなどの検索数が大幅に増えている」と話し、グアム観光復活に向け活発な情報交換が行われた。

トレードショーの様子


 グアム政府観光局長兼CEOのカール・T・C・グティエレス氏は「入国時の陰性証明書の提示が不要となり、またグアムへの航空便の増便など、今後更にグアムへ行きやすくなってくるだろう」と期待感を述べ、「今回のコロナをリスタートのチャンスと捉え、今まではホテルやショッピングが注目されてきたが、人や文化、自然の魅力を再発見していただくよう取り組んでいく」と述べた。

グアム政府観光局長兼CEOのカール・T・C・グティエレス氏


 旅行会社やバス会社、ホテルなどを会員に抱え、グアムへの観光客誘致と、満足度の高い滞在を提供するために活動する、日本グアム旅行協会の会長村田氏は「約2年間、日本からの来島者が0になったことは過去に例を見ないことであり、協会員も多くの社員を解雇せざるを得ない状況で、少ない人数でなんとか事業を継続している」と苦しい現状を述べた上で、「水際対策が緩和され海外旅行の再開が現実的になってきた中で、現地観光業者も営業を再開する気運が高まっている」と述べ、参加した旅行会社へは「コロナ期間中もアップグレードされた各施設などをご覧いただき、商品造成などを通してグアムへ誘致いただきたい」と期待した。

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