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令和トラベル、アプリで海外ツアー販売開始、まずはハワイ-創業メンバーに今後の戦略を聞く

  • 2022年4月11日

 令和トラベルは4月5日、海外旅行予約アプリ「NEWT(ニュート)」の提供を開始し、旅行業を本格的に開始した。アプリではハワイの募集型企画旅行を300ツアー以上販売しており、今後方面を増やしていく予定。厚生労働省が3月1日から入国規制を緩和し、指定国・地域以外から帰国・入国する場合、ワクチンの3回接種証明書があれば入国後の自宅待機が0日になったことや、4月1日に外務省が106ヶ国の感染症危険情報をレベル3の「渡航中止勧告」からレベル2の「不要不急の渡航自粛」に引き下げたことを受け、サービスを開始した。

令和トラベルのめざすもの

 同社は宿泊予約サービス「Relux」を運営するLoco Partnersの創設者、篠塚孝哉氏が2021年4月5日に創業したスタートアップ企業。「デジタルをコアとした総合旅行代理店」をめざし、5年で流通総額1000億円を目標に掲げている。これまでにはオンラインでコンシェルジュが旅の相談を受けて旅行を手配する「トラベルコンシェルジュ」や、コロナ禍の出入国手続きをサポートする「海外渡航楽々パック」などを展開。手配旅行のみを扱ってきており、今回のアプリが初の海外募集型企画旅行の販売となる。

執行役員CSOの受田氏

 執行役員CSO(最高営業責任者)で令和トラベルの創業メンバーである受田宏基氏は本誌の独自取材に応え、NEWTの特徴として「簡単・お得・選べる・安心」の4点を強調。「簡単」については詳細ページからわずか3ステップで旅行の予約が完了し、クレジットカードもスマートフォンの読み取り式で簡単に情報が入力できる点をアピールした。「お得」については最低価格保証を実施。商品単価もデジタル化によるヒューマンコストの削減などで抑えた。

 「選べる」については「ラグジュアリー」「シティ」「ネイチャー」「ローカル」「リラックス」などのテーマでツアーを選択可能。「安心」については旅行前の準備をゆくゆくはアプリでメッセージを送るなどによりサポートし、旅ナカについても現地のランドオペレーターなどと連携して24時間サポートするという。

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