日本旅行と日旅連が「SDGs共同宣言」、地域や施設の課題解決へ

 日本旅行(小谷野悦光社長)と日本旅行協定旅館ホテル連盟(日旅連、桑島繁行会長=北こぶし知床ホテル&リゾート)は3月3日、「SDGs共同宣言」を締結した。SDGs達成へ共同事業を実践し、地域課題の解決や各施設の取り組みを推進していく。

 共同宣言は、将来にわたり発展できる、地域の実情にあった事業を行います▽環境への影響を考え、お客様の行動変容につながる商品を創ります▽観光産業のみならず、多様な産業と共創し、地域経済の発展に寄与します―の3項目。

調印式で小谷野社長(左)と桑島会長

 合同で「SDGs推進特別委員会」を設立。日本旅行のソリューション、ツーリズム、インバウンド各部門と、日旅連の営業推進委員会の法人・個人・訪日部門各委員会が連携し取り組みの主体を担う。DXをはじめテーマに応じて各部門を連動。多角的な視点での地域や施設の課題解決を図る。施設や地域に対しては「SDGs推進特別賞」を創設し取り組みを促していく。

 また、カーボンニュートラルや、プラスチック資源循環促進法に関する脱プラスチックなどへの最善策も提示していく。