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韓国の「今」を駐在員の視点から-再びの規制強化、海外旅行再開も先送りに

  • 2022年1月17日

海外渡航・出入国状況

 昨年9月から、韓国より観光旅行で訪れることができる国・地域が徐々に増え、旅行会社の海外パッケージ商品の発売が再開され、旅行業界では本格的な海外旅行の回復が期待されていました。しかし、12月中旬からの韓国内の感染増加と、渡航先国・地域の感染増加により、韓国側・渡航先の双方の渡航条件が大幅に変更され、残念ながら海外パッケージ商品の販売・実施はほぼ途絶えた状況にあります。

 韓国からの商用、親族訪問、留学等の海外渡航は現在も可能ですが、渡航先国の入国条件を満たすことに加え、韓国への帰国時は、帰国便への搭乗の72時間以内に取得した陰性証明書の提出と、帰国後10日の間自宅隔離が必要となっています。

ソウル市内の様子

 現在のソウル市内の様子を写真でお伝えします。

平日14時のソウル市内地下鉄車内。地下鉄では通常一番混んでいる1号線ですが、オミクロン株の感染拡大を受けて乗客が少なくなっています。

東大門横 東廟(ドンミョウ)ビンテージ街。韓国国内の若年層に人気のエリアは、コロナ不況であっても以前と変わらない人出です。

ソウル新洞(シンダン)の市民市場 中央市場。平日17時、店舗はすべて営業していますが、人出はかなり減少しています。

鐘路五街の廣蔵市場(グァンジャンシジャン)、週末の13時頃。市場内は賑わっています。飲食時を除き屋外でもマスク着用が義務となっています。

世界遺産 昌徳宮 仁政殿(インジョンジョン)、土曜11時頃。この日は晴天に恵まれていましたが、管理事務所スタッフによると、以前の週末より人出は減少しているとのこと。

ロッテマート、平日17時の食品コーナー。やはり閑散としています。

本稿は、トランスオービット 韓国社長の金清氏より寄稿いただいています。
※2022年1月10日(現地時間)現在の情報です。

株式会社トランスオービット
米国本土・ハワイ・カナダ・オーストラリア・韓国に現地法人を有するランドオペレーター
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