ハワイの「今」を駐在員の視点から-オミクロン感染者急増も、規制の再強化は「様子見」

大型イベントの開催状況

 規制は撤廃されていますが、オミクロン株の問題はイベント開催にも影響しています。先月12日、2年ぶりに開催されたホノルルマラソンは、オミクロン株の確認初期だったこともあり、予定通り実施されました。日本からの300名を含む約9000名のランナーが参加しましたが、例年の約3万人(内、日本からは1.7万人)よりかなり小さい規模となりました。それでも沿道で以前と同じように声援を送る住民の姿も見受けられ、島民にとっては大切なイベントであることを再認識できました。

 一方、今年3月に開催予定だったホノルル・フェスティバルは、コロナウイルスの収束が見通せないということで早々に中止が決定となっています。

スタートから遠くないワイキキの様子。参加者は少なかったものの、記憶に残るイベントになりました。

 限りなく風邪に近い、と言われているオミクロン株ですが、感染者数があまりにも多いため、医療関係者は脅威に感じながら状況を見守っているようです。我々、観光業に従事するものも別の意味で脅威に感じながら状況を注視しています。明るい見通しが立つ日を心待ちにしています。

コロナ禍中でも人気の日系うどん店。往時はアジアからの旅行者も列に混じっていました。

本稿は、トランスオービット ハワイ マネージャーの水上直弘氏より寄稿いただいています。
※2022年1月4日(現地時間)現在の情報です。

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