シンガポール、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
「新型コロナウイルス」の影響について、現在のシンガポールの最新情報を以下にお知らせいたします。
■ 感染者状況
2021年12月06日時点の総感染者数は269,211名
■ 行政・その他機関からの発表
シンガポール政府は、2021年12月14日からタイ、12月16日からはカンボジア、フィジー、モルディブ、スリランカ、トルコとの間でVTL(ワクチントラベルレーン)を開始する旨を発表。
またシンガポール政府は、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)とのVTLをオミクロン株発生の影響により延期する旨を発表。
■ 規制・宣言・外出制限
* 2021年11月22日より規制を緩和し、 市内におけるグループ行動は5名まで
ワクチン接種者であれば5名まで店内飲食が認める旨を発表。
(ホーカーセンターやコーヒーショップは11月23日より)
* 市内のショッピングモール、専門店舗では、ワクチン未接種者の入場は不可。
■ 入国制限
各国感染とワクチン接種状況に応じて分類する下記4つのカテゴリーに分類される。
* カテゴリー1 --- 入国時にPCR検査を受けて陰性であれば、隔離の必要なし。
* カテゴリー2 --- PCR検査に加え、入国後7日間の隔離義務あり。隔離先については自宅も許可。
* カテゴリー3&4 --- 全て、指定宿泊施設での10日間の隔離となる。
日本からの渡航者は「カテゴリー2」に分類される。
■ ワクチン接種・計画状況
2021年11月現在、2回接種済が5,012,181名(人口比: 88.2%)となっている。
9月14日から60歳以上、10月04日からは50歳以上の国民を対象に3回目のブースター接種を開始。11月現在ブースター接種を完了した国民は13%程度となっている。
■ 街中の様子
感染拡大に落ち着きが見られていることがあり、2021年11月22日より規制を緩和しましたが、各企業も在宅業務を基本としており、これにより市内の人流は制限されています。
市内公共交通機関は通常運行、市内については全く混乱は生じておりません。
国内におけるコロナによる死亡者は2021年9月から増加傾向(12月05日現在 759名)にあります。
国内の病院は現在まで医療崩壊の状況にはありませんが、このまま感染者が増加すると病床数が逼迫する可能性を政府は示唆しています。
以上、ご注意ください。