忘新年会「企業の7割が実施しない」、東京商工リサーチ
東京商工リサーチは10月22日、今年の年末年始の忘新年会について「企業の7割が実施しない」とするアンケート結果を発表した。
緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が全国で解除された10月1―11日に、全国の企業を対象にアンケートを実施した。8174社が回答した。
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に関係なく「忘年会、新年会を実施しない」と回答した企業は70・4%に達した。2020年12月調査の94・2%からは回復したが、同社では「感染防止の意識が広がり、宴会を控える企業は多い」としている。
都道府県別では「実施しない」が7割を超えたのは奈良県の84・3%など25県。コロナ禍の影響が大きかった大都市圏は東京都69・9%、大阪府68・6%、神奈川県71・3%、愛知県69・7%、福岡県62・9%だった。
沖縄県は「実施しない」の回答が都道府県別で最も少ない48・5%(70社中34社)だった。
情報提供:トラベルニュース社