時代のニーズを捉え10月1日にリブランドオープン-テンザホテル・博多ステーション 支配人 安原慎治氏

サブスク活用やプラントベースミートによるSDGs貢献へ
地元企業と連携し、環境に配慮した食循環の仕組みも導入

-新たに開業するホテルとして旅行会社に求めることはありますか。

安原 OTAなどのオンライン上での集客が主流となり、予約全体の7~8割を占めるようになってきていますが、RTAに将来がないかというと、そうではないと思っております。その理由のひとつは、団体の集客に関してはオンラインでの予約が確立されていない点が挙げられます。もうひとつはMICE団体などのオンラインで管理しきれない需要も存在するという点です。現在はコロナ禍のため団体客は少ないのですが、お取引させていただくエージェント様には団体客の先行集客を大いに期待しています。

-最後に読者へのメッセージをお願いします。

安原 コロナによってかなり厳しい状況のため、ストレスになりやすい環境下で気持ちも落ち込みやすい日々が続いていますが、日本にも世界にも明るい未来は戻ると信じて、お互いにこの苦境を乗り越えていきましょう。まずは観光産業関係者の方々も福岡を訪れ、私どものホテルに泊まりに来ていただきたいと思っています。

-ありがとうございました。