シンガポール、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
「新型コロナウイルス」の影響について、現在のシンガポールの最新情報を以下にお知らせいたします。
■ 感染者状況
2021年7月26日時点の総感染者数は64,179
■ 行政・その他機関からの発表
KTV(カラオケラウンジ)や卸売海鮮市場等での市中感染のクラスターに収束が見られないことから、政府は2021年7月22日~8月18日の期間、国民行動制限の緩和措置を「フェーズ2」に逆戻りさせ、さらなる規制強化を行うことを発表した。
* 市内におけるグループ行動は2名まで
* 店内飲食禁止(デリバリー・持ち帰りは認める)
* マスクなしでの室内スポーツ、エクササイズ、レッスンの禁止
* マーケットやホーカーセンターでの濃厚接触者追跡システム(Safe Entry)の義務化
■ ワクチン接種・計画状況(7月22日現在)
1回目接種済: 4,201,110名(人口比 73.7%)
うち2回接種済: 2,897,480名(人口比 50.8%)
■ 街中の様子
昨年末より行動制限措置緩和後の最終段階であるフェーズ3(第3段階)へ移行されておりましたが、本年2021年5月に市中感染が増加したことによりフェーズ2(第2段階)へ戻し規制を強化したことで、一旦は国内感染者数が減少したことから6月よりフェーズ3(第3段階)へ再度移行し、7月に入り店内飲食を最大5名まで許可するなど、段階的に規制緩和を行ってきました。
しかしながら、7月中旬以降、飲食のみに限定して営業を許可されていたKTV(カラオケラウンジ)、さらにはシンガポール西部・ジュロン地区にある市内に流通する海鮮の元売りである卸売海鮮市場にてクラスターが発生してしまったことにより、7月21日、政府は再びフェーズ2(第2段階)へ移行しました。
市内の状況ですが、学校、企業ともに在宅が基本となっていることから、元々人出は抑えられておりましたが、店内飲食が禁止になったことにより、かなり人出が抑えられている状況です。
市内公共交通機関は通常運行、また、国内におけるコロナによる死亡者が37名(7月24日現在)と非常に低く抑えられており、国内の病院は現在まで医療崩壊の状況になく、市内や病院などにも全く混乱は生じておりません。
以上、ご注意ください。