JTBと南海、「高野山ならではの良さ」体感するイベント開催
JTB(山北栄二郎社長)と南海電気鉄道(遠北光彦社長)は8月23日―9月5日、和歌山県高野山の魅力を体感できるイベント「ふれたい、高野山。」を開く。両社が連携して高野山エリアの魅力向上を図るプロジェクトの第1弾。寺院や事業者ら地域一体で体験プログラムをそろえ、信仰の聖地・高野山でコロナ禍の疲れを癒してもらう。
両社は今年2月、和歌山県高野町(平野嘉也町長)が始めた高野山の新たな観光モデル構築事業に参画。今回のプロジェクトでも、高野山を国内外の旅行者に選ばれる観光目的地を目指し、コロナ禍からの復活も含めて中長期的な魅力向上に向け取り組みを進める。両社はこれまでも観光開発面で協力してきたことから、南海電鉄は高野山を沿線にもつ交通事業者として、JTBは地域活性化に取り組む旅行会社として協働に至った。
今回のイベントは「高野山の人、モノ、ココロ」をテーマに、32の体験プログラムを用意。「高野山ならではの良さ」が感じられる内容で魅力の奥深さを伝え、高野山への初めての来訪やリピートを促す。
プログラムは6つのテーマのもとで設定。例えば「パワーをチャージ」は金剛峯寺での「声明ライブと夜間拝観」、「リフレッシュ」は奥之院周辺での「森林セラピー体験」、「教えにふれる」は高野山大学による「ミニ高野山講義」、「アート」は多くの武将に愛された清浄心院での「寺宝拝観」、「味覚」は持明院での「特別拝観と精進料理プラン」、「心を持ち帰る」は「霊木お守りづくり」など、通常の高野山観光から一歩踏み込んだプログラムになっている。
詳しくはhttps://www.furetai-koyasan.jp/へ。
情報提供:トラベルニュース社