タイ、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年4月14日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在のタイの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 感染者状況

2021年4月12日時点の総感染者数は32,625名

■ 行政・その他機関からの発表

◎ バンコク

* 4月10日より、パブ、バー、カラオケ等の営業を14日間禁止。

* 感染拡大地域から県境をまたぐ移動については、PCR検査または隔離が必要。

◎ プーケット

4月05日以降、1週間で60名以上の感染が確認されたことを受け、行政は大半の感染者が関連している4月03~04日の週末に大規模イベントを開催した3つのナイトクラブの閉鎖を命令し、法的措置を講じる旨を発表しております。

■ 規制・宣言・外出制限

非常事態宣言が5月31日まで延長されました。

今回で11度目の延長となります。

■ イベントの中止・延期情報

タイの旧正月を祝うお祭りとして各地で開催されるソンクラン、水かけのイベントは中止/禁止となっております。

また同時期は、アルコール類の販売も禁止となります。

■ 市内の状況

◎ バンコク

バンコク、ならびにその近郊を中心として感染の拡大が深刻化しております。現時点では連日500名を超える感染者が発生しており、発生数としては2週間前の10倍という状況です。

医療機関の病床もひっ迫しており、患者が入院できない状況が頻発。

この状況、ならびにソンクランの大型休暇の影響を受け、街中は普段より人出の少ない状況となっております。

◎ プーケット

4月01日から始まった島内5ヵ所での大規模ワクチン接種キャンペーンにより、4月09日現在、島内73,067名が1回目のワクチン接種を完了しました。6月末までに人口の70%以上にワクチン接種完了が目標の中、現時点では6%程度の完了率となっており、島民からは複雑な登録システムに対する批判の声が聞こえております。

そのような中、プーケット島内の3ヵ所で開催された大規模イベントをきっかけに12月以降初となる島内での新規感染者が発生。バンコクで発生した別のクラスターの影響も重なり、1週間で64名もの新規感染者が記録されました。

これを受けてワクチン接種キャンペーンが一旦中止となり、需要の高いパブやバー、ナイトクラブの営業を行いたい飲食業界とクラスター発生を食い止めたい行政との間でのせめぎ合いが続く中、4月10日からのタイ正月休暇(ソンクラン)期間が始まり多くの観光客がプーケットへ押し寄せており、今後1~2週間での状況変化が懸念されております。

以上、ご注意ください。

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社日本海外ツアーオペレーター協会