JATA、4月に「新」感染対策モニターツアー実施、参加12社が「新しい旅のかたち」を検証
日本旅行業協会(坂巻伸昭会長、JATA)は4月、「『新』感染対策モニターツアー」を実施する。新型コロナウイルス感染防止対策を講じたニューノーマル時代のツアーを会員旅行会社が実施。ウィズコロナ時代の安心安全な旅行の確立につなげていく。
モニターツアーはコロナ対策の最新の知見を取り入れた「新しい旅のかたち」を旅行業界として検証することが目的。今後の安全安心な旅行実施への検討材料にすることに加え、「旅行業のガイドライン」「新しい旅のエチケット」などの感染対策にも結果を反映させる。
参加旅行会社は3月29日時点で、エイチ・アイ・エス▽沖縄ツーリスト▽クラブツーリズム▽JTBメディアリテーリング▽JTBロイヤルロード銀座▽T―LIFEホールディングス・タビックスジャパン▽東武トップツアーズ▽日本旅行▽阪急交通社▽名鉄観光サービス▽読売旅行▽ワールド航空サービス―の12社。各社10―30人の1団体以上の催行を予定している。
ツアー内容は1泊2日以上で目的地は任意。旅行代金は各社が設定し、経費は主催社、参加費は参加者負担となる。
講じる対策は▽陽性判明時の参加者による報告体制の確立▽COCOAアプリの登録▽ツアー実施前のPCR検査▽健康チェックシートによる体調管理―など。
各社は順次参加を募集し、ツアーは4月上―中旬に実施する。
情報提供:トラベルニュース社