【イレギュラー運航】HACの丘珠/釧路線23名、JACの伊丹/屋久島線47名
国土交通省が発表した先週のイレギュラー運航報によれば、11月11日にJALグループの北海道エアシステム(HAC)の札幌(丘珠)発釧路行きJL2865便は、札幌丘珠空港を離陸直後、機長席側の高度計に不具合が発生したため同空港に引き返した。乗客乗員にけがはなく、HACは機材を変更したのち再運航した。
また、11月14日には同じくJALグループの日本エアコミューター(JAC)の伊丹発屋久島行きJL2451便が、伊丹で離陸滑走中に鳥と衝突したため離陸後同空港に引き返した。乗客乗員にけがはなく、JACは同機の点検整備後に再運航した。
それぞれの詳細は以下の通り。
※イレギュラー運航:航空機のシステムの一部に不具合が発生した場合などに、乗員がマニュアルに従い措置した上で、万全を期して出発地に引き返す、目的地を変更するなどの対応をおこなった結果、予定が変更されるもの。一般的には直ちに運航の安全に影響を及ぼすような異常事態ではない。
日時 | 便名 | 出発空港 | 到着空港 | 乗客数 | 機材 |
---|---|---|---|---|---|
11月11日 | JL2865便 | OKD | KUH | 23名 | SAAB340B |
11月14日 | JL2451便 | ITM | KUM | 47名 | ATR42-500 |