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【コロナに負けず】エティハド航空副社長のホワイト氏

欧州線は徐々に動き活発に
「エティハドウェルネス」で安全アピール

衛生管理のお取り組みについて教えてください
ウェルネスアンバサダーイメージ

ホワイト エティハド航空では、「エティハドウェルネス」として業務やお客様のご旅行のいかなる場面においても、お客様が安全に過ごせるようサポートしている。

 搭乗前には、空港当局によって搭乗ゲートもしくは機体への搭乗時に体温スクリーニングが実施され、37.3℃以上ある方や発熱、倦怠感、息切れを伴った空咳などの症状が見られる方は搭乗をお断りし、当該地域の保健機関による精密な検査にご案内する。

 また、人の密集を可能なかぎり抑えるため、世界中の全てのラウンジを一時的に閉鎖している。状況が改善すれば段階的に再開させる予定だ。

 機内では、ご一緒に予約されたご家族やグループのお客様を除いて、大半の座席の間にスペースを設ける。万が一感染が疑われる方が見つかった場合には、機体の後方部の列を可能な限り活用して隔離ゾーンを設け、目的地への到着前に医療機関に報告する。

 ノンラテックス手袋やフェイスマスク、手指の消毒液を含む特別なウェルネスキットも提供している。また、お客様にはフェイスマスクの着用もお願いしている。機内では、雑誌などの読み物はなくし、セーフティカードも各フライトの出発前に消毒している。

 客室乗務員は、医療用フェイスマスクと使い捨て手袋、認可された保護ガウンを着用する予定であるほか、お客様との直接的な接触を制限し、安全点検や衛生管理の確認とお客様からのお呼び出しを除き、キャビンにとどまることを制限する。

 さらに機内清掃は、通常の作業に加えて、就航先の感染状況や感染が疑われる搭乗者が確認されたフライトでは到着後に入念な清掃と消毒の作業を実施している。こうした厳格な衛生管理対策は、機内食のご提供時や客室のゴミの処分も対象であるほか、トイレも以前よりも頻繁に清掃と消毒をおこなっている。そしてこうした内容については、日本語ウェブサイトでもご紹介している。

 エティハドウェルネスは、特別な訓練を受けたウェルネスアンバサダーが中心となって取り組んでおり、渡航中に感染を防ぐためのアドバイスや、弊社が実施している衛生管理や消毒などの対策の詳細を多言語で共有し、お客様に安心して渡航していただけることをめざしている。機内にもウェルネスアンバサダーを配置し、他の客室乗務員がいかなる業務においても衛生管理対策を徹底できるようサポートし、お客様に安全かつ快適な空の旅を提供していく。