「日比谷しまね館」がオープン、特産品を充実、日本酒コーナーも
島根県の東京アンテナショップ「日比谷しまね館」が5月29日、日比谷シャンテ地下1階に移転オープンした。1月に「にほんばし島根館」を閉店していた。
日比谷シャンテの利用者である、幅広い世代の女性をメインターゲットに設定し、内装には日本三大瓦のひとつで石見地方で生産される「石州瓦」など、島根県産の素材を棚や壁面に使用した。
食と伝統工芸を中心に、特産品のラインアップに力を入れる。宍道湖のしじみや鮮魚の干物、出雲そばや和菓子、地酒などを販売する。島根を代表する伝統工芸品の紹介にもスポットを当てている。
日本酒コーナーには県内34の酒蔵から80-90種類の銘柄を用意。店内の「ご縁Café」では、日本酒3種飲み比べのほか、購入した日本酒が飲める角打ちコーナーも設けた。
充実した地酒コーナー
日比谷しまね館を管理運営するのは、東急グループの東急コミュニティー。グループ会社の東急ハンズが、福井県のアンテナショップを運営している。
統括責任者の加藤浩一郎さんは、「島根県内の全域に足を運び、日本酒を始め取り扱い商品を吟味してきました。県境移動が解除される6月19日までは、こちらで島根の味と文化を体験していただければと思います」と話した。
情報提供:トラベルニュース社