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日本旅行、11月の販売額は0.5%増-海外・国内は減少も、国際が牽引

  • 2020年1月8日

 日本旅行の2019年11月の旅行取扱概況で、海外、国内、国際の3旅行事業、付帯事業を合計した総販売額は前年比0.5%増の419億4724万円と前年を上回った。海外が2.3%減の104億8319万円、国内が1.9%減の263億8842万円となった一方、国際旅行が23.1%増の50億7281万円と伸長した。

 海外旅行では、団体旅行が6.0%減の28億216万円、企画旅行が7.7%減の24億9380万円となったものの、個人旅行は7.4%増の4億9798万円と前年を超えた。団体旅行のうち、一般団体は12.3%減の16億1789万円と苦戦したものの、教育旅行団体は4.4%増の11億8428万円と増加した。また、企画旅行のうちマッハとベストツアーは9.1%減の21億7679万円で、他社企画商品は2.8%増の3億1702万円となった。

 国内旅行を見ると、団体旅行は一般団体が6.9%増の61億1602万円、教育旅行団体が16.4%減の33億5787万円となり海外とは逆の結果となった。企画商品では赤い風船が3.0%減の80億4919万円、他社企画商品が4.0%減の2億4383万円となった。このほか、JR券は8.6%減の34億8891万円、航空券は34.6%増の26億6745万円、観光施設の入場券などを集計する「観光旅行他」は12.4%減の24億6515万円となり、「個人等計」の区分は0.1%増の86億2152万円となった。