五輪や羽田枠拡大で飛躍、出国2000万人達成後は-年頭所感(2)
KNT-CTホールディングス代表取締役社長 米田昭正氏 昨年の日本経済は緩やかな回復基調のもと、引き続き雇用や所得環境の改善が見られたが、海外経済の減速懸念もあり先行きの不透明感が増す展開となった。旅行業界においてはゴールデンウィーク期間中の旺盛な旅行需要を受け、海外旅行・国内旅行ともに好調に推移したほか、訪日旅行も韓国からの旅行者が減少したものの拡大基調を維持した。国内旅行については10月の台風15号・19号の影響があったものの、政府によるふっこう割導入で地域の観光が支援されることとなった。2...