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熊本で欧州需要を喚起、セミナーに40名参加-フィンエアーとJATA協力

  • 2019年7月3日

 フィンエアー(AY)によると、熊本欧州文化交流協会が6月28日に日本旅行業協会(JATA)とAYの協力のもと、熊本で「ヨーロッパセミナー」を開催した。九州、特に熊本から欧州へ気軽に行けることの周知を目的としたもので、旅行会社や行政、企業の関係者40名が参加したという。

 冒頭、JATA九州事務局長の長岡俊和氏は、「青少年の海外旅行の重要性」に言及し、そうした異文化との触れ合いがツーウェイツーリズムの発展につながると強調したという。また、セミナーでは、AY西日本統括支店長の堀田博之氏がAYの利便性をアピールしたほか、フィンランド政府観光局局長の能登重好氏も登壇し、特にフィンランドの教育旅行に焦点を当ててプレゼンテーションを実施した。

 なお、熊本欧州文化交流協会は熊本出身でAY旅客営業部課長の木下俊作氏が2016年に設立したもので、欧州の魅力を熊本県民に伝え、また熊本の伝統文化や芸能、観光情報を欧州に向けて発信する取り組みも実施。

 木下氏は、「アウトバウンドの旅行を促進することにより、海外からみた熊本の魅力を県民に再認識していただきたい」と語るとともに、「インバウンドにおいても、熊本の観光資源を世界に発信し、熊本を国際観光都市へと発展させる活動をしていきたい」とするコメントを発表している。

※訂正案内(編集部 2019年7月4日07時20分)
訂正箇所:記事タイトル
誤:傘下

正:参加
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