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4月の国際線需要は5.1%増、国内線も好調

  • 2019年6月9日

 国際航空運送協会(IATA)によると、4月の国際線需要は前年比5.1%増となった。座席供給量は3.8%増で、このためロードファクターは1.1ポイント増の82.5%となった。国内線を含めたロードファクターは82.8%で過去最高を更新したという。

 方面別で需要が最も伸長したのは欧州の8.0%増で、このほか北米が5.5%増、ラテンアメリカが5.5%増と米州も好調に推移した。ロードファクターが最も高かったのも欧州で1.1ポイント増の85.7%であった。


IATA 2019年4月 国際線需要動向

方面RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
アフリカ+1.1%+0.1%72.6%+0.7pt
アジア太平洋+2.9%+3.7%80.8%-0.6pt
欧州+8.0%+6.6%85.7%+1.1pt
ラテンアメリカ+5.2%+4.0%82.8%+0.9pt
中東+2.9%-1.6%80.5%+3.5pt
北米+5.5%+3.2%82.2%+1.8pt
合計+5.1%+3.8%82.5%+1.1pt

IATA 2019年1月~4月 国際線需要動向

方面RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
アフリカ+2.5%+1.1%71.2%+1.0pt
アジア太平洋+4.1%+4.3%81.0%-0.2pt
欧州+7.0%+7.1%83.3%+0.0pt
ラテンアメリカ+5.0%+5.3%82.3%-0.2pt
中東-0.1%+1.7%75.4%-1.3pt
北米+4.6%+3.5%81.3%+0.8pt
合計+4.5%+4.7%80.7%-0.1pt

IATA 2019年4月 国内線需要動向

市場RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
オーストラリア-0.7%+0.4%79.5%-0.9pt
ブラジル+0.6%-1.1%81.9%+1.4pt
中国+3.4%+5.4%84.3%-1.6pt
インド-0.5%+0.5%88.6%-0.9pt
日本+3.4%+2.6%67.3%+0.5pt
ロシア+10.4%+10.4%81.0%+0.0pt
米国+4.1%+3.8%84.7%+0.2pt
合計+2.8%+3.2%83.2%-0.3pt

IATA 2019年1月~4月 国内線需要動向

市場

RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
オーストラリア-1.0%-0.7%79.0%-0.2pt
ブラジル+3.0%+1.9%82.4%+0.9pt
中国+7.8%+8.2%84.1%-0.3pt
インド+5.7%+7.9%87.5%-1.8pt
日本+3.1%+2.5%69.7%+0.4pt
ロシア+11.3%+10.9%78.6%+0.3pt
米国+4.7%+4.8%82.9%-0.1pt
合計+4.8%+4.9%82.1%-0.1pt
◯有償旅客キロ(Revenue Passenger Kilometer、RPK)=運航距離×有償旅客数
◯有効座席キロ(Available Seat Kilometer、ASK)=運航距離×座席数
◯ロードファクター(Load Factor)=RPK/ASK