ブラジル / 各航空会社の国内線、機内持ち込み荷物サイズ・重量の厳格化について
現地報道によると、2019年4月下旬から国内線の機内持ち込み荷物のサイズ、重量制限に関する規則が厳格化され、無料で持ち込める荷物の基準をオーバーした手荷物に関しては受託手荷物(預入手荷物)として預けなければならなくなると、ブラジル航空会社協会(Abear)が発表しました。
なお、ブラジルでは2017年6月から、各航空会社による国内線の受託手荷物(預入手荷物)が有料化されているため、基準をオーバーした手荷物は、有料での預け入れとなります。
ブラジル国内線で、無料で機内に持ち込める荷物は、
縦55cm、横35cm、奥行き25cm、重量10kgまでの手荷物と、
重量制限はなしの外寸45cm×35cm×20cmまでの個人所有バッグ1つ、
または空港内で買った商品の入った袋1つまで。
この変更内容に関しては、各空港にて約2週間の周知期間が設けられていますが、それ以降は、基準をオーバーした手荷物に関しては超過料金が発生するとのことです。
周知開始および、徴収開始の日にちは各空港によって異なり、すでに開始されている空港もあるとのことで、コンゴーニャス空港、サンパウロ国際空港、ガレオン空港、サントス・ドゥモン空港は2019年5月9日から予定されています。
それ以外の空港に関しては、下記を参照ください。
なお、受託手荷物(預入手荷物)の有無や個数によって運賃プランが異なります。
受託手荷物なしの航空券を購入されていても、荷物料金を支払えば(荷物の個数にもよりますが)荷物の預託は可能です。しかしながら、受託手荷物がある場合は、受託手荷物ゼロの航空券を購入して、搭乗日当日に空港にて受託手荷物の料金を支払って預け入れの手続きをするよりも、航空券の予約・発券時に受託手荷物を預けられる航空券を事前購入した方が料金的にお得ですし、チェックイン時に時間もかからずスムーズです。
航空会社によっては、料金プランの中には、日本国内では発券できない運賃もありますので、航空券購入時にご確認ください。
また、国際線では機内持ち込み荷物の厳格化は発表されておりません。
加えて、受託手荷物(預入手荷物)に関しても、料金プランによって個数は異なりますが、1~2つまで追加料金なしで預け入れ可能となっております。
ブラジル国外から国内線に乗り換える際に、機内持ち込み荷物および受託手荷物(預入手荷物)の有無・サイズ・重量・個数が関係してきますので、ブラジル国内線を利用される方はご注意ください。
【ブラジル国内線 機内持ち込み荷物サイズ・重量】〔個数〕
2つまで〔サイズ・重量〕
* 縦55cm×横35cm×奥行き25cm、重量10kgまでの手荷物
* 外寸45cm×35cm×20cmまでの個人所有バッグ1つ(重量制限なし)、または空港内で買った商品の入った袋1つまで。
【ブラジル国内線 周知期間および徴収開始時期】
■ 2019年4月10日周知開始、4月25日超過料金徴収開始(予定)
* ブラジリア --- ジュセリーノ・クビチェキ空港
* クリチーバ --- アフォンソ・ペーナ空港
* カンピーナス --- ヴィラコッポス空港
* ナタール --- アルイジオ・アウヴェス空港
■ 2019年4月17日から周知活動開始、5月2日徴収開始(予定)
* ベロ・オリゾンテ --- コンフィンス空港
* フォルタレーザ --- ピント・マルチンス空港
* レシーフェ --- グアララペス・ジウベルト・フレイレ空港
* サルヴァドール --- ルイス・エドゥアルド・マガリャンエス空港
* べレン --- ジュリオ・セーザル・リベイロ空港
■ 2019年4月24日周知開始、5月9日徴収開始(予定)
* サンパウロ --- コンゴーニャス空港
* グアルーリョス --- サンパウロ国際空港
* リオデジャネイロ --- ガレオン空港、サントス・ドゥモン空港
* ゴイアニア --- サンタ・ジェノヴェーヴァ空港
* ポルト・アレグレ --- サウガード・フィーリョ空港