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2月の国際線需要は4.6%増、1月から鈍化、中東はマイナスに

  • 2019年4月15日

 国際航空運送協会(IATA)によると、2019年2月の国際線需要は前年比4.6%増となり、これに対して座席供給量は5.1%増となったことから、ロードファクターは前年を0.1ポイント下回って80.6%となった。需要の伸び率は1月の6.0%増から鈍化したことになるが、方面別ではすべての方面が1月の伸び率を下回った。特に中東は0.9%減と僅かながら前年を割り込んだ。

IATA 2019年2月 国際線需要動向

方面RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
アフリカ+2.5%+0.3%69.7%+1.5pt
アジア太平洋+4.2%+4.7%81.0%-0.3pt
欧州+7.6%+8.0%82.3%-0.3pt
ラテンアメリカ+4.3%+5.6%81.4%-1.0pt
中東-0.8%+2.9%72.6%-2.7pt
北米+4.2%+2.9%79.0%+1.0pt
合計+4.6%+5.1%79.5%-0.4pt

IATA 2019年1月~2月 国際線需要動向

方面RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
アフリカ+3.9%+1.7%70.4%+1.5pt
アジア太平洋+5.8%+4.9%81.4%+0.7pt
欧州+7.6%+8.3%81.3%-0.5pt
ラテンアメリカ+4.9%+6.0%82.1%-0.9pt
中東-0.1%+3.0%73.8%-2.3pt
北米+4.8%+3.5%79.9%+1.0pt
合計+5.3%+5.5%79.7%-0.1pt

IATA 2019年2月 国内線需要動向

方面RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
オーストラリア-1.7%-1.6%78.0%-0.1pt
ブラジル+5.8%+3.1%82.5%+2.1pt
中国+11.4%+8.9%86.9%+1.9pt
インド+10.0%+12.3%89.1%-1.9pt
日本+2.5%+2.9%70.9%-0.2pt
ロシア+10.1%+11.8%76.9%-1.1pt
米国+4.5%+4.8%81.7%-0.2pt
合計+6.4%+5.8%82.4%+0.5pt

IATA 2019年1月~2月 国内線需要動向

方面RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
オーストラリア-1.0%-0.9%78.1%-0.1pt
ブラジル+4.0%+3.3%83.3%+0.6pt
中国+12.9%+11.8%84.0%+0.8pt
インド+11.2%+14.4%87.4%-2.5pt
日本+2.9%+2.5%68.3%+0.3pt
ロシア+10.3%+11.2%76.1%-0.6pt
米国+5.2%+5.3%80.3%-0.1pt
合計+6.9%+6.8%80.8%+0.1pt
◯有償旅客キロ(Revenue Passenger Kilometer、RPK)=運航距離×有償旅客数
◯有効座席キロ(Available Seat Kilometer、ASK)=運航距離×座席数
◯ロードファクター(Load Factor)=RPK/ASK