日本旅行がこのほど発表した、2018年11月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比0.7％減の107億2549万円と前年を下回った。国内旅行は8.9％増の269億419万円、訪日などの国際旅行は8.8％増の41億2187万円で、総額は6.2％増の417億5378万円だった。

　海外旅行のうち団体旅行は3.5％増の29億8011万円で、このうち教育旅行団体は19.5％増の11億3462万円、一般団体は4.4％減の18億4550万円。企画商品は0.4％減の27億212万円で、マッハ・ベストツアーは5.3％増の23億9374万円、他社企画は29.8％減の3億838万円だった。個人旅行は4.6％減の42億7999万円。

　国内旅行のうち団体旅行は20.1％増の97億4139万円で、内訳は一般団体が18.7％増の57億2390万円、教育旅行団体が22.3％増の40億1748万円と、ともに2桁増となった。企画商品は1.6％増の85億5296万円で、赤い風船が3.2％増の82億9907万円、他社企画商品は32.0％減の2億5389万円。

　団体と企画旅行以外の「個人旅行等」は5.3％増の86億984万円で、このうちJR券は2.7％増の38億1653万円、航空券は3.4％増の19億8225万円、観光施設入場券などの「観光旅行他」は10.5％増の28億1106万円だった。