キャセイ、日本の支店を統廃合、東名阪に集約-人事異動も

  • 2018年10月15日

 キャセイパシフィック航空(CX)の日本支社は11月1日、旅客営業と貨物営業に関する組織改編を実施する。このうち旅客営業については、旅客営業部の拠点を東京・大阪・名古屋・福岡・札幌の5拠点から東名阪3拠点に集約。法人営業部も東名阪3拠点を東京に統合する。理由については「近年の環境変化に伴い、顧客ニーズにより迅速に対応できる販売体制を構築する」としている。

 あわせて人事異動と役職名の変更も実施。職務によっては、北東アジア地区(日本・韓国・台湾)の複数国・地域あるいはすべてを統括する。新たな北東アジア地区営業本部の本部長には、日本地区営業統括本部長を務めていたニック・ブルックス氏に替わり、キャセイ傘下のグローバルロジスティクスシステム(香港)でCEOを務めたトニー・シャム氏が就任する。

▽CX、人事異動(11月1日付)
(氏名/新職/現職)
トニー・シャム氏/北東アジア地区営業本部本部長/グローバルロジスティクスシステム(香港)CEO
重村長門氏/日本支社旅客営業部統括部長/東京旅客営業支店支店長兼東日本統括
廣岡匡紀氏/日本支社法人営業部統括部長/大阪旅客営業支店支店長兼西日本統括
新田理氏/北東アジア地区営業開発部統括部長/日本支社営業企画部部長
蓑口寿生氏/日本・韓国地区マーケティング・デジタルセールス部統括部長/日本支社マーケティング部部長
吉田忍氏/日本支社カスタマーセールスセンター部長/(役職名変更なし)