ANAとJAL、18年上半期国際線旅客は8.0%増、6月は13.5%増
▽6月単月は14.1%増、利用率は2.6ポイント増
全日空(NH)と日本航空(JL)の今年6月の国際線の運航実績で、2社の旅客数の合計は前年比13.5%増の160万7096人となった。ASKは6.8%増、RPKは10.6%増で、利用率は2.8ポイント増の80.3%だった。
2社のうち、NHの旅客数は15.1%増の84万1514人。ASKは6.1%増、RPKは10.7%増で、利用率は3.2ポイント増の77.0%となった。JLの旅客数は76万5582人、利用率は84.4%だった。
NHの方面別旅客数は全方面が増加。人数と伸び率の1位は「アジア・オセアニア」で、19.4%増の57万6812人となった。利用率が最も高かったのは「北米・ホノルル」で1.6ポイント増の82.0%。利用率の伸び率が最も高かったのは「アジア・オセアニア」で5.1ポイント増の72.6%となった。
JLの方面別旅客数は、「オセアニア」が74.7%増の1万4542人。前年を下回った方面は「韓国」で、2.2%減の4万6009人だった。利用率が最も高かったのは「米大陸」と「中国」で、「米大陸」は2.3ポイント増、「中国」は16.4ポイント増の88.2%で、利用率の伸び率が最も高かったのも「中国」だった。
6月の国内線の運航実績で、2社の旅客数の合計は前年比2.9%増の603万7248人となった。ASKは1.1%増、RPKは3.6%増で、利用率は1.6ポイント増の68.6%だった。
2社のうち、NHの旅客数は2.8%増の322万4717人。ASKは1.0%増、RPKは4.3%増で、利用率は2.2ポイント増の67.3%だった。旅客数はJLの281万2531人を上回ったが、利用率はJLの70.6%を下回った。