関空、17年の国際線旅客は12.7%増、初の2000万人超

  • 2018年1月29日

 関西エアポートによると、関西国際空港(関空)の2017年の輸送実績(速報値)で、国際線の旅客数は前年比12.7%増の2113万4457人となり、4年連続で最高記録を更新するとともに初めて2000万人を上回った。このうち日本人旅客は3.8%増の661万8091人、外国人旅客は17.7%増の1431万5556人、通過客は5.3%減の20万810人。旅客便の発着回数は5.0%増の11万9379回だった。外国人旅客数と発着回数はともに6年連続で最高記録を更新した。

 12月単月の国際線旅客数は20.1%増の187万402人で、このうち日本人旅客は2.1%増の54万8830人、外国人旅客は30.1%増の130万1410人、通期客は3.4%増の2万162人。国際線旅客の総数と外国人旅客数は、それぞれ12月として過去最高を記録した。旅客便の発着回数は10.7%増の1万659回で、単月として過去最高となった。

 国際線・国内線の合計では、17年の旅客数は10.9%増の2798万3093人となり3年連続で、旅客便の発着回数は4.8%増の16万6578回となり4年連続で、それぞれ過去最高となった。12月単月では、旅客数は16.9%増の241万1826人、発着回数は9.3%増の1万4542回で、それぞれ12月として最高記録を更新した。

 なお、17年の国内線旅客数は5.9%増の684万8636人、旅客便の発着回数は4.2%増の4万7199回。12月単月の国内線旅客数は6.9%増の54万1424人、発着回数は5.6%増の3883回だった。国内線については別途記載(下記関連記事)。