台湾、9月の日本人は4.2%増の15.8万人、累計は前年並みに

  • 2017年11月1日

 台湾観光局によれば、2017年9月の日本人旅行者数(暫定値)は前年比4.2%増の16万4392人となった。訪日旅行者の増加などにより、日台間の航空座席においてはしばしば日台発で需要のバッティングが見られるものの、3ヶ月ぶりの増加となった。1月からの累計は0.04%減の135万8072人にまで持ち直した。

 16年の訪台日本人旅行者数は16.4%増の189万6456人で過去最高を記録。台湾観光局と台湾観光協会は現在、新たなプロモーション「Meet Colors!台湾」を実施中で、台北に加えて地方も積極的にアピールし、年間の日本人旅行者数は220万人をめざしている。なお、16年の訪日台湾人旅行者数は約430万人を記録しており、交流人口は増えているがアンバランスな状況が続いている。