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成田、5月の方面別国際線旅客は5方面が増加、韓国など

  • 2017年7月4日

 成田国際空港(NAA)によると、5月の国際線の方面別旅客数(速報値)は欧州、オセアニア、香港、韓国、中東を含むアジアの計5方面が前年を上回った。最も伸び率が高かったのは韓国で、35.3%増の13万1400人。次いで、香港が28.9%増の10万5400人、中東を含むアジアが9.2%増の31万4500人と続いた。NAAによると、韓国については昨年7月のジンエアー(LJ)の新規就航が、香港は11月の香港航空(HX)の増便が後押ししたという。

 減少した4方面のうち、太平洋、グアム、台湾は6ヶ月連続、中国は2ヶ月連続で前年を下回った。最も落ち込んだのはグアムで、デルタ航空(DL)が昨年10月に成田/関空/グアム線を運休したことなどにより、12.3%減の3万7200人に。以下は台湾が10.2%減の11万3200人、太平洋が8.4%減の29万2300人、中国が4.2%減の14万1000人となった。