クルーズ船の日本寄港、5月は25%増-国交省調べ

  • 2017年6月20日

 国土交通省がこのほど発表した「Japan Cruise Report」によると、5月のクルーズ船の寄港回数(速報値)は前年比24.7%増の338回だった。このうち外国船は、増加する訪日需要により30.2%増の267回と大幅に増加。日本船は7.6%増の71回だった。

 「Japan Cruise Report」では5月のトピックとして、23日にクルーズ船17隻が18港に寄港し、1日の最多寄港記録を更新したことを報告。17隻のうち15隻は外国船社のクルーズ船だった。

 そのうち宮古島の平良港にはプリンセス・クルーズの「サファイア・プリンセス」が初寄港したほか、渤海クルーズの「チャイニーズ・タイシャン」も入港。訪れたクルーズ客の数は合計で3000人を超えたという。