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ANAとJAL、4月の国内線は5%増の542万人、利用率63%

  • 2017年6月1日

  全日空(NH)と日本航空(JL)の2017年4月の運航実績で、2社の国内線旅客数の合計は4.9%増の542万3328人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は0.9%増で、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は4.6%増となり、利用率は2.2ポイント増の62.9%だった。

 2社のうち、6月1日に運航実績を発表したNHは、旅客数が3.9%増の288万3836人、ASKが1.1%増、RPKが3.6%増となった結果、利用率は1.5ポイント増の60.9%となった。なお、JLは5月26日に4月に運航実績を発表している。

 NHの路線別の旅客数は羽田/福岡線が最も多く、5.0%増の25万4003人。次いで、羽田/伊丹線が6.8%増の23万1986人、羽田/新千歳線が1.3%減の22万356人と続き、上位6路線を羽田線が占めた。

 旅客数の伸び率では、関空/福岡線が102.8%増の5402人。以下は熊本/那覇線が69.4%増の6467人、福岡/宮崎線が61.4%増の1万6476人で続いた。

 利用率が最も高かったのは、旅客数の伸び率が2位となった熊本/那覇線で85.5%。次いで成田/伊丹線が85.3%、高松/那覇線が84.4%となった。このほか、中部/那覇線が83.5%、新千歳/那覇線が83.1%、広島/那覇線が83.1%で上位6位が8割を超え、このうち5路線が那覇線となった。

 JLの詳細については別途記載(下記関連記事)。

▽NH、4月単月
国内線