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気象庁、宮崎・えびの高原の噴火警戒レベルを引き上げ

  • 2017年5月10日

 気象庁はこのほど、宮崎県のえびの高原に火口周辺警報を発出し、噴火警戒レベルを1の「活火山であることに留意」から2の「火口周辺規制」に引き上げた。同高原の硫黄山火口内で噴出物が確認されるなど、火山活動が高まっていることを受けたもので、今後は小規模な噴火が発生する恐れがあることから、飛散する噴石に注意するよう呼びかけている。

 えびの高原周辺では、昨年12月に火山性地震などが増加。気象庁は警戒レベルを1から2に引き上げて注意を促していたが、その後は活動が沈静化したことから、今年1月にはレベル1に引き下げていた。