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国内LCC、年末年始の旅客数は9%増に-新興も全社伸長

  • 2017年1月5日

 ピーチ・アビエーション(MM)、ジェットスター・ジャパン(GK)、バニラエア(JW)、春秋航空日本(IJ)の国内LCC4社が1月5日に発表した年末年始(2016年12月22日~17年1月3日)の利用実績によると、4社の合計旅客数は前年比9.4%増の49万5533人、座席数は11.0%増の57万2724席となり、利用率は1.3ポイント減の86.5%となった。旅客数は全社が前年を上回った。

 会社別で見ると、MMの国際線は旅客数が30.2%増の7万4657人で、座席数が31.0%増の8万2980席。利用率は0.5ポイント減となったものの、3社のなかで最も高い90.0%だった。国内線は旅客数が1.5%減の12万1882人、座席数が0.6%減の13万8960席となり、利用率は0.8ポイント減の87.7%となったが、国際線と同様に3社のなかでは最も高かった。

 GKの国際線は旅客数が69.4%増の2万6842人、座席数が47.9%増の3万2220席となり、利用率は10.6ポイント増の83.3%だった。国内線は旅客数が5.9%減の16万4919人、座席数が9.0%減の19万5840席となり、利用率は2.8ポイント増の84.2%となった。

 JWは、国際線の旅客数が58.8%増の4万4048人、座席数が53.3%増の5万220席で、利用率は3.0ポイント増の87.7%に。国内線は旅客数が10.8%減の3万4143人、座席数が8.4%減の3万9240席となり、利用率は2.3ポイント減の87.0%だった。

 国際線の運航を16年2月に開始したIJは、旅客数は3708人、座席数は4914席で、利用率は75.5%だった。国内線は旅客数が71.5%増の2万5334人、座席数は70.5%増の2万8350席となったことで、利用率は0.6ポイント増の89.4%となった。


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