阪急交通社グ、10月の国内は6.3%減、外国人は43%増

  • 2016年12月11日

 阪急交通社グループ3社(※)の2016年10月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は6.3%減の129億9696万円となった。主力の阪急交通社は6.4%減の128億390万円。方面別では、中国方面が1.8倍、四国方面が1.5倍、沖縄方面が1.3倍と好調だった。

 業務渡航系の2社については、阪急阪神ビジネストラベルは8.0%増の3億4142万円。企業の出張が堅調で前年を上回った。阪神トラベル・インターナショナルは一部の得意先を阪急阪神ビジネストラベルに移管したことなどから、70.3%減の1154万円だった。

 グループ3社の外国人旅行の取扱額は43.1%増の4億5798万円。阪急交通社は引き続き欧米豪市場が好調で、34.1%増の4億2909万円だった。阪急阪神ビジネストラベルは2889万円。阪神トラベル・インターナショナルについては外国人旅行を扱っていない。なお、阪急阪神ビジネストラベルは外国人旅行の取扱額の集計を16年度から開始したため、前年比はない。

 3社の海外旅行の取扱額の合計は21.1%減の158億925万円で、総計は14.5%減の292億6419万円となった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※阪急交通社グループ3社:阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル