日本航空、10月の国内線旅客は0.7%増、利用率は0.7ポイント増
日本航空の2016年10月の運航実績で、国内線旅客数は前年比0.7%増の297万4402人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)が1.4%減、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)が0.4%減となった結果、利用率は0.7ポイント増の74.7%となった。
路線別旅客数では、羽田/新千歳線が最も多く4.7%減の28万155人。次いで、羽田/福岡線が4.4%減の25万6764人、羽田/伊丹線が2.5%減の21万9167人、羽田/那覇線が2.2%減の21万3958人と続き、上位9位を羽田線が占めた。
旅客数の伸び率では、提供座席数を20.2%増やした丘珠/釧路線が51.5%増の7176人と最も伸長。次いで、提供座席数を34.8%増やした羽田/関空線が37.7%増の2万1492人、沖縄の離島を結ぶ北大東/南大東線が27.5%増の1070人と続いた。
利用率が最も高かったのは伊丹/函館線で15.2ポイント増の92.0%に。2位は那覇/与論線で0.7ポイント減の87.9%、3位は羽田/宮古線で6.5ポイント減の85.4%だった。
利用率の伸び率は、丘珠/釧路線が16.4ポイント増の79.7%と最も伸長。以下は伊丹/釧路線が15.2ポイント増の92.0%、関空/石垣線が12.5ポイント増の79.0%と続いた。
▽JL、10月単月
国内線