ガルーダ、ジャカルタ発着便を順次新タミに、MCT変更
ガルーダ・インドネシア航空(GA)は8月9日、ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港で新たな「ターミナル3 アルティメット(T3U)」の供用が開始されることにあわせて、同空港に発着するすべての国内線をターミナル2からT3Uに移転する。国際線については引き続きターミナル2を利用するが、9月にはすべてT3Uに移転する。GAによれば、17年1月にはスカイチームに所属する航空会社が、3月にはGAとコードシェアを実施している航空会社が、それぞれT3Uに移転する予定。
T3Uは同空港の混雑緩和と、セキュリティやサービスの向上を目的に新設されたもので、4つ目のターミナル。年間で最大2500万人が利用できる。当初は6月下旬に開業する予定だったが、設備の改善などで供用開始が遅れたという。
各ターミナル間の現在の移動手段はシャトルバスのみで、GAは乗り継ぎの際の移動時間を考慮してMCTを変更。国際線と国内線の乗り継ぎは現行の90分から30分増の120分とした。来年3月にはターミナル間モノレールが完成するため、MCTは短縮される見込み。
スカイチーム加盟航空会社や、全日空(NH)などコードシェアをおこなっている航空会社の国際線と、GAの国内線を乗り継ぐ場合は、現行と同じ120分とするが、日本航空(JL)などそれ以外の航空会社は60分増の180分とする。乗継方法やMCTの変更についてはすでに旅行会社に告知を開始しており、今後は公式ウェブサイトでの案内も始める予定。