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京都府など、京都市以外のMICEを支援、開催増へ

  • 2016年6月23日

 京都府と京都文化交流コンベンションビューロー(KCB)は6月27日から、京都市内を除く京都府域で開催されるMICEを対象に、新たな支援制度を開始する。これまでは京都市とKCBが京都市内でのMICEに支援をおこなってきたが、新たな支援制度では京都市以外でおこなわれる国際会議などを対象に、小規模な会議も積極的に支援し、府全域への経済効果の波及をめざす。

 支援は「コンベンション開催支援」「分科会開催支援」「エクスカーション支援」の3つで、いずれも参加人数が50人以上のコンベンション、コンベンションに付随する15人以上の分科会および視察ツアーについて、経済的な支援をおこなう。対象となるコンベンションの要件は2日以上開催し、参加者が3つ以上の国・地域から参加すること。助成金額は申請内容により異なる。今年度は府の予算から最大200万円を充てる。申請はKCBのMICE課で受け付ける。

 なお、KCBによれば15年に京都市で開催された国際会議の件数は213件。一方、同市を除く京都府内での件数は12件にとどまっている。