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ダイヤモンド・プリンセス、3年目の日本発着クルーズ

  • 2016年6月23日

充実した日本人対応
食やアクティビティの魅力も

追加料金なしで楽しめる食事
ハイレベルな有料レストランも

カーティス・ストーン氏監修の「チリアンシーバス(スズキ)、黒ムール貝、アサリのシーフードシチュー」  旅の重要なポイントの1つは「食」。プリンセス・クルーズでは追加料金なしでさまざまな食事を提供している。船内に5ヶ所あるメイン・ダイニングでは、前菜からデザートまで、好きな料理を好きなだけ注文できる。パスタなどはハーフサイズをオーダーできるのが嬉しい。アルコール類は有料となる。

「チョコレート・ジャーニー」のメニュー「チョコレート・ティラミス、マスカルポーネ・クリームとエスプレッソ・ジェラート添え」  メニューのなかは世界的に有名なシェフとコラボレートした料理もあり、同クルーズではオーストラリア出身のシェフ、カーティス・ストーン氏が監修した料理を用意。ショコラティエ兼パティシエで米国出身のノーマン・ラブ氏が特別デザートなどを提供するプログラム「チョコレート・ジャーニー」も実施中だ。プレスツアーの参加者からは「クルーズ料金に含まれているとは思えない美味しさ」と高評価だった。

ピッツェリアでは数種類のピザを提供 「サバティーニ」ではイタリア・トスカーナ地方のレストランの雰囲気が楽しめる  このほか、プールサイドにはハンバーガーなどを提供する「トライデント・グリル」や、焼きたてのピザを楽しめる「プレーゴ・ピッツェリア」、アイスクリーム・バー「スワールズ」があり、すべて追加料金なしで利用できる。ルームサービスにも無料のメニューがあり、ツアーの参加者には事前に「どこまでが無料なのか」を説明し、より旅を楽しめるようにしたい。

 クルーズ中に1度は試してみたいのが有料レストランでの食事。同船内にはイタリアンレストラン「サバティーニ」のほか、「スターリング・ステーキハウス」「海(Kai)寿司」の3店があり、事前に予約して利用する。なかでも筆者のおすすめはサバティーニ。29米ドルのカバーチャージのみで本格的なイタリア料理を好きなだけ注文できる。支払いの際は客室のカードキーを提示。船内での追加支払い分は下船の前日にまとめて請求され、乗船時に登録したクレジットカードもしくは現金で精算する。