日本スキー場開発が第2種取得、「NSDトラベル」始動

  • 2016年6月19日

ロゴ  国内でスキー場やアウトドア・スポーツ施設などを運営する日本スキー場開発は5月19日に第2種旅行業登録を取得し「NSDトラベル」として旅行業務を開始した。登録番号は東京都知事登録第2-7159号で、6月9日に旅行予約サイトを開設。日本旅行業協会(JATA)にも正会員として加盟した。

 日本スキー場開発は8つのスキー場を中心に、周辺の観光資源などを活用した集客に努めているところ。第2種の取得により、他業種のコンテンツやイベントと組み合わせた付加価値の高い旅行商品を造成し、都心からの集客を強化する方針。まずは1年間で1000名の集客をめざす。

 今後は漫画、アニメ、ゲーム、アパレルなどの分野の企業と協業し、これらに興味がある旅行者をリゾートに誘致。協業先に対しては、非日常のリゾートのなかで効果的な自社のプロモーションができる点などをメリットとして訴えていくという。

 第1弾として、サーフィンやスノーボードなどの関連商品を製造・販売するクイックシルバー・ジャパンと共同で、ツアー「ROXY ACTIVE GIRLS CAMP」を実施。女性向けアパレルブランドの「ROXY」とコラボレートし、ROXYのモデルをゲストインストラクターに迎えて、北アルプスの鹿島槍周辺や白馬岩岳の山頂などでエクササイズをおこなう。旅程は7月21日から22日の1泊2日で、新宿発着。最少催行人数は42名で、旅行代金は1名2万3500円とした。