伝統と革新の交差点で、松竹が語る「歌舞伎の未来」とインバウンド対応
創業から130年を迎える松竹株式会社は、歌舞伎をはじめとする伝統芸能の継承者であると同時に、その可能性を広げる革新者でもある。インバウンド市場の拡大が続くなか、同社は海外からの観客にも開かれた劇場づくりを進めている。本記事では、松竹の広報・営業担当者に、歌舞伎の魅力や訪日外国人への対応、今後の展望について話を聞いた。-まずはそれぞれの自己紹介と貴社のご紹介をお願いします。因藤 靖久氏(以下敬称略) 松竹株式会社 演劇本部 広報宣伝部でシニアマネジャーを務めております因藤靖久です。以前は松竹の映像事業...