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現地レポート:オーランド、テーマパークの新たな素材

世界一のテーマパーク都市
「ファンタジーランド」や「ハリポタ」エリア拡張も

ケネディ・スペース・センターの見学エリア
スペースシャトル「アトランティス」の展示も

ケネディ・スペース・センター・ビジター・コンプレックスの入り口。オープン時間は9時で、クローズ時間は季節によって異なる  オーランドにはキャラクターをテーマにしたパーク以外にも、研修などで利用できるさまざまな種類のテーマパークがある。例えば、「ケネディ・スペース・センター」の一般ゲストが入場可能なエリア「ケネディ・スペース・センター・ビジター・コンプレックス」では、実際に使用されたスペースシャトルの見学が可能だ。2013年6月から、11年に最終飛行を終えたスペースシャトル「アトランティス」を展示しており、展示場ではアトランティスの見学に加え、スペースシャトルの発射方法や国際宇宙ステーションの功績も学ぶことができる。

スペースシャトル「アトランティス」。約45度傾けて展示されており、色々な角度からシャトル全体を見ることができる  また、アトランティス展示場の隣に位置するアトラクション「シャトル・ローンチ・エクスペリエンス」では、座席に座りスペースシャトル打上時の宇宙飛行士と同じ感覚を体験することが可能。アトラクションは激しい揺れをともなうため、体調不良の際などは注意が必要だ。さらに、ギフトショップでは宇宙食のアイスクリームやフルーツなど、同施設でしか手に入らないグッズが販売されている。


ユナイテッド航空、エコノミークラス機内食をリニューアル

成田/ワシントン線の使用機材であるボーイングB777-200型機  今回利用したユナイテッド航空(UA)では、ワシントンDCやニューアーク、シカゴ、サンフランシスコなどUAのハブ空港を経由して、さまざまなルートで東京からオーランドへ訪問することができる。なかでもおすすめなのが成田/ワシントンDC/オーランド線で、出発から到着までの総時間が1番短く、利便性も高い。

 観光目的での訪問が多いオーランドへは、エコノミークラスもしくは、足元が通常のエコノミークラスに比べて最大で13センチメートル広い「エコノミープラス」を利用する人が多いだろう。同クラスのサービスのなかでも魅力的なのが、6月1日に日本/北米間を含む長距離国際線においてリニューアルした機内食だ。

エコノミークラスの機内食(イメージ) 新機内食はコースメニューとして提供。スターターにはドリンクとチーズやクラッカーなどのスナックを用意している。また、メインディッシュはターキー・ミートローフとトスカーナ風ラビオリ、生姜醤油風味の炒め野菜うどんの3種類から選択が可能で、それぞれサラダやパンなども付く。コースの最後にはジェラートまたはシャーベット、アイスクリーム、ムースなどのデザートも提供。ワインとビールの無料提供もおこなっている。



取材協力:オーランド観光局、ビジットUSA、ユナイテッド航空
取材:本誌 人長紘子