東京都・世界一の都市を目指す(2) WiFi充実と賑わい創出
現在、訪都外客の無料WiFiについては、利用環境に対する満足度は76.7%。これを90%以上に引き上げるのが20年までの目標。利用可能エリアの拡大だけでなく、国やサービスを提供する複数の事業者に働きかけ利用手続きの簡素化にも取り組む。
エリア拡大と案内所整備で便利な都市に
エリア拡大では、15年度は上野公園、代々木公園など公園8施設、東京都江戸東京博物館など文化施設9カ所、浜離宮公園など庭園9施設、上野動物園など4動物園、都庁舎などに整備する。
新たな賑わいの創出にも取り組む。隅田川周辺の水辺を東京の魅力として整備するほか、外国人旅行者が多く訪れている10のエリア(新宿・大久保、銀座、浅草、渋谷、東京駅周辺・丸の内・日本橋、秋葉原、上野、原宿・表参道・青山、お台場、六本木・赤坂)とオリンピック会場周辺については重点整備エリアと位置づけ観光案内機能を充実させる。
15年度には新宿駅南口に新たな観光情報センターを開設、19年度には10のエリアに観光案内窓口を200カ所程度整備する。
主要駅から徒歩2-3分以内で旅行者が観光情報を手に入れられる環境を目指す。観光案内窓口や歩行空間の無料WiFiも整備する。
情報提供:トラベルニュース社