14年の外国人クルーズ旅客数、139%増の41.6万人-寄港数も過去最高
国土交通省によると、2014年に日本にクルーズ船で入国した外国人旅客数は、前年比139%増の約41.6万人となり、過去最高を記録した。外国船社が運航するクルーズ船の日本への寄港回数も過去最高で、75.3%増の654回を記録。中国を出発地、到着地とするクルーズ船の増加や、日本発着クルーズの増加が奏功したという。
一方、日本船社が運航するクルーズ船の寄港回数は12.6%減の549回と減少した。外国船、日本船の合計寄港回数は20.2%増の1203回で、過去最高となった。
港湾別では、外国船社が運航するクルーズで最も寄港が多かったのは博多で99回。2位は長崎の70回で、石垣の69回、那覇の68回、横浜の48回と続き、九州・沖縄方面が上位4位を占めた。一方、外国船社と日本船社クルーズの合計では、1位は横浜で146回。以下、博多(115回)、神戸(99回)、那覇(80回)、長崎(75回)となった。