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JAL・ANA、年末年始の国際線予約2桁増、予約率9割超も

  • 2014年12月14日

 日本航空(JL)と全日空(NH)が12月12日に発表した年末年始期間(2014年12月19日~2015年1月4日)の予約状況で、2社合計の国際線予約人数は前年比15.5%増の81万5960人となっている。座席数が9.7%増の99万1009席であるため、予約率は4.1ポイント増の82.3%と前年を上回った。

 JLは、予約数が10.2%増の43万2024人で、座席数は6.6%増の51万3332席。予約率は2.7ポイント増の84.2%となった。また、NHは座席数を13.3%増と大きく増やしたものの、予約数が22.1%増とそれを上回る伸びを示し、予約率は5.8ポイント上昇し80.4%となった。


 方面別の旅客数では、2社ともに北米が2桁増。また、欧州ではNHが37.3%増の3万8109人、JLが6.1%増の3万5858人となり逆転。このほか好調だったのはアジアで、JLは12.5%増、NHが19.6%増となっている。このうち中国はJLが18.2%増、NHが11.2%増と前年を上回った。

 予約率を見ると、NHはハワイが90.2%と高い水準。JLでは、グアムが93.6%となっているほか、東南アジアが89.1%、オセアニアが87.6%となるなど9割に近い数値が並んでいる。