昇龍道プロジェクト推進協議会はこのほど、昇龍道日本銘酒街道ガイドマップを作成した。同協議会では、中部・北陸9県にまたがる観光ルート「昇龍道」にある酒蔵の知名度向上と、酒蔵を目的地の1つとして組み込んだ旅行商品の造成推進をはかり、「昇龍道日本銘酒街道」の取り組みを進めているところ。今回その一環としてガイドブックを作成するとともに、中部国際空港でプロモーションを実施。訪日外国人を含む観光客の増加をめざす。

　ガイドマップは参加する119の酒蔵の位置と施設見学情報を掲載。国内外の旅行会社やランドオペレーターが、昇龍道を訪問する旅行商品を造成する際の参考資料を想定して作成した。FITが酒蔵見学を検討する際にも有用だという。現在は日本語版のみだが、今後英語版、中国語簡体字版、繁体字版を作成し、訪日外国人の取り込みをはかる。

　また、同協議会では12月12日から14日まで、中部国際空港で開催される「NGO SAKE FEST 2014 冬の陣」を後援。今年3回目のイベントで、愛醸会、岐阜県酒蔵青年醸友会の主催。愛知、岐阜、三重、静岡から28の蔵元が参加し、55種類の酒が飲み比べできる。このほか、12月20日から2015年3月1日までは土曜、日曜日などに、昇龍道日本銘酒街道参加酒蔵の日本酒の試飲や販売が実施される。

▽昇龍道日本銘酒街道ガイドマップ（下記サイトからダウンロード可能）
http://go-centraljapan.jp/ja/special/shoryudo/index.html