中部、環境変化に地域連携で対応、2本目滑走路建設にも意欲
今年6月に中部国際空港の代表取締役副社長に就任した各務正人氏は10月9日、都内で開催された定例記者会見で、今年下半期の取り組みについて説明するとともに、現在および今後の環境変化に対して、地域との連携に主眼を置いて対応していく考えを示した。また、中長期のヴィジョンについても述べ、2本目の滑走路の建設や、長距離路線の誘致などに意欲を示した。このほど日本航空(JL)が中部/羽田便を開設し、10月末には全日空(NH)も同路線に参入することについては、「需要のある路線」と認めるとともに、中部の国際線旅客が減少...