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澤田まゆみ氏がラグジュアリー船専門旅行会社、「ファイブスタークルーズ」

  • 2014年9月4日

 ラグジュアリークルーズ専門の旅行会社「ファイブスタークルーズ」が9月1日から営業を開始した。同社は第3種旅行業で、クルーズプラネット取締役会長の澤田まゆみ氏がクルーズプラネットとの合弁会社として設立し、代表取締役社長に就任。資本金は2000万円で、クルーズプラネットが35%出資している。

 新会社のターゲットはラグジュアリークルーズを求める富裕層のFIT。澤田氏によると、クルーズプラネットではカジュアル船、プレミアム船を中心に取り扱っているため、ラグジュアリー船については対応できるスタッフが限られているのが現状。新会社ではラグジュアリー船と、プレミアム客船のスイート客室以上に絞って販売することで、顧客の絞り込みと他社との差別化をねらう考えだ。

 また、クルーズプラネットではパッケージツアーが中心だが、ファイブスタークルーズでは個人手配旅行を中心に取り扱うこともあり、需要の奪い合いはないと見る。

 取り扱うクルーズは、リージェント・セブンシーズ・クルーズやシルバーシー・クルーズ、シーボーン・クルーズライン、クリスタル・クルーズなどの5ツ星クラスのラグジュアリー船。また、ホーランドアメリカラインやセレブリティ・クルーズ、プリンセス・クルーズといったプレミアム客船についても、スイート客室以上限定で販売する。現在ウェブサイトを構築中で、9月中旬に公開する予定だ。